大阪・関西万博で開催された文部科学省「わたしとみらい、つながるサイエンス展」において、東北大学が出展した眼の未来をテーマとした体験型コンテンツ「Eye Contact –未来の診療所–」の制作に、rawはインタラクティブ健診プログラム「iPlanet」のビジュアル、システム開発で参画した。

「iPlanet」は、来場者の眼の状態をもとに独自のアバターを生成し、将来的に起こり得る眼のトラブルや、日常生活で意識すべきケアポイントを分かりやすく提示するコンテンツ。アバターはリアルタイムで変化しながら動き回り、生活習慣が目の健康に及ぼす影響を視覚的かつ親しみやすい表現で伝えることで、専門性の高いテーマを誰でも直感的に理解できる設計とした。

さらに、体験者はタブレットを操作してアバターに「目に良い行動」を実践させることができ、その結果が即座にフィードバックとして反映。「行動が未来の眼の状態を形づくる」というメッセージを、対話的な体験として体感できるコンテンツとして仕上げた。

Client： 東北大学
Category： Experience
Date： 2025.8

Technical Director： Yuta Nakano
IT Director： Tomonari Hayashi
Software Engineer： Natsuki Nishimoto, Kiyoji Oda
Design Engineer： Shion Oka
Designer： Yukito Terasawa

WOW
Creative Director： Daisuke Takahira
Art Director / UI/UX Designer： Mayu Kobayashi
Technical Director： Yuki Horikawa
Programmer： Yuki Horikawa
CG Designer： Shinya Kikuchi, Yusuke Mizuno
Producer： Takuya Inagaki
Project Manager： Ikumi Tabata

Exhibition Producer： Toru Nakazawa (Tohoku University)
Exhibition Director： Tetsuya Yamada (Tohoku University)
Medical Superviser： Toru Nakazawa, Satoru Tsuda, Noriko Himori (Tohoku University)
Writer： Osamu Shimizu (Academic Groove Movement), Tetsuya Yamada (Tohoku University)
Translation： Communa Inc.

Space Designer： MIKIHANA ARCHITECTS, Kentaro Matsui (BLMU)
Construction： OGATA, THREE EIGHT
Equipment： Prism